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内分泌基準値一覧

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上記の基準値はSRL総合検査案内(https://test-directory.srl.info/muqs/,2026年8月7日閲覧)を参考にしています

内分泌ホルモン基準値一覧について

このページは、内分泌内科向けの各種ホルモン検査の基準値一覧です。下垂体・甲状腺・副腎皮質・副腎髄質・レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系・Ca/P/骨代謝関連のホルモンについて、年齢・性別に応じた基準値(SRL総合検査案内準拠)を確認できます。DHEA-S・IGF-1・フリーテストステロンは年齢・性別ごとの基準値表を収録しています。以下は全収録項目の一覧表です。

下垂体-末梢内分泌腺関連の基準値

項目単位基準値
ACTHpg/mL7.2〜63.3
コルチゾール(F)μg/dL7.07〜19.6
蓄尿遊離コルチゾール(UFC)μg/day4.3〜176
DHEA-Sμg/dL年齢・性別による(下表参照)
成長ホルモン(GH)ng/mL男性: 2.47以下
女性: 0.13〜9.88
IGF-1ng/mL年齢・性別による(下表参照)
TSHμU/mL0.61〜4.23
Free T3pg/mL2.52〜4.06
Free T4ng/dL0.75〜1.45
プロラクチン(PRL)ng/mL男性: 4.29〜13.69
女性(閉経前): 4.91〜29.32
女性(閉経後): 3.12〜15.39
黄体形成ホルモン(LH)mIU/mL男性: 0.79〜5.72
女性(卵胞期): 1.76〜10.24
女性(排卵期): 2.19〜88.33
女性(黄体期): 1.13〜14.22
女性(閉経後): 5.72〜64.31
卵胞刺激ホルモン(FSH)mIU/mL男性: 2.00〜8.30
女性(卵胞期): 3.01〜14.72
女性(排卵期): 3.21〜16.60
女性(黄体期): 1.47〜8.49
女性(閉経後): 157.79以下
(総)テストステロンng/mL男性: 1.31〜8.71
女性: 0.11〜0.47
フリーテストステロンpg/mL年齢・性別による(下表参照)
エストラジオール(E2)pg/mL男性: 14.6〜48.8
女性(卵胞期): 28.8〜196.8
女性(排卵期): 36.4〜525.9
女性(黄体期): 44.1〜491.9
女性(閉経後): 47.0以下
プロゲステロンng/mL男性: 0.22以下
女性(卵胞期): 0.28以下
女性(排卵期): 5.69以下
女性(黄体期): 2.05〜24.2
女性(閉経後): 0.33以下
抗利尿ホルモン(AVP)pg/mL自由飲水: 2.8以下
水制限: 4.0以下

DHEA-S の年齢・性別基準値

性別年齢基準値
男性18〜20歳24〜537 μg/dL
男性21〜30歳85〜690 μg/dL
男性31〜40歳106〜464 μg/dL
男性41〜50歳70〜495 μg/dL
男性51〜60歳38〜313 μg/dL
男性61〜70歳24〜244 μg/dL
男性71〜歳以上5〜253 μg/dL
女性18〜20歳51〜321 μg/dL
女性21〜30歳18〜391 μg/dL
女性31〜40歳23〜266 μg/dL
女性41〜50歳19〜231 μg/dL
女性51〜60歳8〜188 μg/dL
女性61〜70歳12〜133 μg/dL
女性71〜歳以上7〜177 μg/dL
IGF-1 の年齢・性別基準値(全162区分)を表示
性別年齢基準値
男性0歳11〜149 ng/mL
男性1歳14〜148 ng/mL
男性2歳18〜154 ng/mL
男性3歳24〜164 ng/mL
男性4歳32〜176 ng/mL
男性5歳44〜193 ng/mL
男性6歳55〜215 ng/mL
男性7歳63〜247 ng/mL
男性8歳72〜292 ng/mL
男性9歳84〜350 ng/mL
男性10歳99〜423 ng/mL
男性11歳113〜499 ng/mL
男性12歳125〜557 ng/mL
男性13歳133〜579 ng/mL
男性14歳138〜570 ng/mL
男性15歳141〜552 ng/mL
男性16歳142〜543 ng/mL
男性17歳142〜540 ng/mL
男性18歳142〜526 ng/mL
男性19歳143〜501 ng/mL
男性20歳142〜470 ng/mL
男性21歳139〜436 ng/mL
男性22歳135〜405 ng/mL
男性23歳131〜379 ng/mL
男性24歳128〜356 ng/mL
男性25歳125〜337 ng/mL
男性26歳119〜329 ng/mL
男性27歳116〜322 ng/mL
男性28歳114〜315 ng/mL
男性29歳111〜309 ng/mL
男性30歳109〜303 ng/mL
男性31歳107〜297 ng/mL
男性32歳105〜292 ng/mL
男性33歳103〜287 ng/mL
男性34歳102〜283 ng/mL
男性35歳100〜279 ng/mL
男性36歳99〜275 ng/mL
男性37歳97〜272 ng/mL
男性38歳96〜269 ng/mL
男性39歳95〜266 ng/mL
男性40歳94〜263 ng/mL
男性41歳94〜261 ng/mL
男性42歳93〜259 ng/mL
男性43歳92〜257 ng/mL
男性44歳92〜255 ng/mL
男性45歳91〜253 ng/mL
男性46歳90〜250 ng/mL
男性47歳90〜250 ng/mL
男性48歳89〜248 ng/mL
男性49歳88〜246 ng/mL
男性50歳87〜245 ng/mL
男性51歳87〜243 ng/mL
男性52歳86〜242 ng/mL
男性53歳85〜240 ng/mL
男性54歳84〜239 ng/mL
男性55歳84〜238 ng/mL
男性56歳83〜237 ng/mL
男性57歳82〜236 ng/mL
男性58歳81〜235 ng/mL
男性59歳80〜233 ng/mL
男性60歳79〜232 ng/mL
男性61歳77〜230 ng/mL
男性62歳76〜228 ng/mL
男性63歳75〜226 ng/mL
男性64歳73〜224 ng/mL
男性65歳72〜221 ng/mL
男性66歳70〜219 ng/mL
男性67歳68〜216 ng/mL
男性68歳66〜213 ng/mL
男性69歳65〜209 ng/mL
男性70歳63〜206 ng/mL
男性71歳61〜202 ng/mL
男性72歳58〜198 ng/mL
男性73歳56〜194 ng/mL
男性74歳54〜190 ng/mL
男性75歳52〜185 ng/mL
男性76歳50〜181 ng/mL
男性77歳48〜177 ng/mL
男性78歳45〜172 ng/mL
男性79歳43〜167 ng/mL
男性80歳41〜163 ng/mL
女性0歳15〜154 ng/mL
女性1歳23〜186 ng/mL
女性2歳32〜213 ng/mL
女性3歳40〜227 ng/mL
女性4歳48〜238 ng/mL
女性5歳56〜252 ng/mL
女性6歳69〜287 ng/mL
女性7歳89〜357 ng/mL
女性8歳111〜438 ng/mL
女性9歳133〜517 ng/mL
女性10歳155〜588 ng/mL
女性11歳175〜638 ng/mL
女性12歳188〜654 ng/mL
女性13歳193〜643 ng/mL
女性14歳193〜625 ng/mL
女性15歳192〜614 ng/mL
女性16歳192〜611 ng/mL
女性17歳191〜599 ng/mL
女性18歳188〜574 ng/mL
女性19歳182〜539 ng/mL
女性20歳175〜499 ng/mL
女性21歳168〜459 ng/mL
女性22歳161〜425 ng/mL
女性23歳155〜397 ng/mL
女性24歳151〜375 ng/mL
女性25歳147〜358 ng/mL
女性26歳146〜336 ng/mL
女性27歳141〜328 ng/mL
女性28歳137〜320 ng/mL
女性29歳133〜312 ng/mL
女性30歳129〜304 ng/mL
女性31歳126〜297 ng/mL
女性32歳122〜290 ng/mL
女性33歳119〜283 ng/mL
女性34歳115〜277 ng/mL
女性35歳112〜271 ng/mL
女性36歳109〜265 ng/mL
女性37歳106〜260 ng/mL
女性38歳103〜254 ng/mL
女性39歳100〜250 ng/mL
女性40歳98〜245 ng/mL
女性41歳95〜240 ng/mL
女性42歳93〜236 ng/mL
女性43歳90〜233 ng/mL
女性44歳88〜229 ng/mL
女性45歳87〜226 ng/mL
女性46歳85〜224 ng/mL
女性47歳83〜221 ng/mL
女性48歳82〜219 ng/mL
女性49歳81〜218 ng/mL
女性50歳80〜216 ng/mL
女性51歳79〜215 ng/mL
女性52歳78〜213 ng/mL
女性53歳77〜212 ng/mL
女性54歳76〜211 ng/mL
女性55歳75〜210 ng/mL
女性56歳74〜208 ng/mL
女性57歳73〜207 ng/mL
女性58歳72〜205 ng/mL
女性59歳71〜203 ng/mL
女性60歳70〜201 ng/mL
女性61歳69〜198 ng/mL
女性62歳68〜196 ng/mL
女性63歳66〜194 ng/mL
女性64歳65〜191 ng/mL
女性65歳64〜188 ng/mL
女性66歳62〜186 ng/mL
女性67歳61〜183 ng/mL
女性68歳60〜180 ng/mL
女性69歳59〜177 ng/mL
女性70歳57〜175 ng/mL
女性71歳56〜172 ng/mL
女性72歳55〜170 ng/mL
女性73歳54〜167 ng/mL
女性74歳53〜165 ng/mL
女性75歳52〜163 ng/mL
女性76歳50〜160 ng/mL
女性77歳49〜158 ng/mL
女性78歳48〜155 ng/mL
女性79歳44〜152 ng/mL
女性80歳43〜149 ng/mL

フリーテストステロン の年齢・性別基準値

性別年齢基準値
男性20〜29歳7.6〜23.8 pg/mL
男性30〜39歳6.5〜17.7 pg/mL
男性40〜49歳4.7〜21.6 pg/mL
男性50〜59歳4.6〜19.6 pg/mL
男性60〜69歳5.3〜11.5 pg/mL
男性70〜歳以上4.6〜16.9 pg/mL
女性20〜29歳0.4〜2.3 pg/mL
女性30〜39歳0.6〜2.5 pg/mL
女性40〜49歳0.3〜1.8 pg/mL
女性50〜歳以上0.8〜1.7 pg/mL

レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系関連の基準値

項目単位基準値
レニン活性(PRA)ng/mL/hr臥位: 0.2〜2.3
座位: 0.2〜3.9
立位: 0.2〜4.1
レニン濃度(ARC)pg/mL2.21〜39.5
アルドステロン(PAC)pg/mL4.0〜82.1
蓄尿アルドステロンμg/dayCLEIA法: 1.0〜19.3
RIA法: 10以下
アルドステロン/レニン活性比(ARR)100未満
アルドステロン/レニン濃度比20未満

副腎髄質関連の基準値

項目単位基準値
血中アドレナリンpg/mL100以下
血中ノルアドレナリンpg/mL100〜450
血中ドーパミンpg/mL20以下
尿中アドレナリンμg/day3.4〜26.9
尿中ノルアドレナリンμg/day48.6〜168.4
尿中ドーパミンμg/day365.0〜961.5
血中遊離メタネフリンpg/mL130.0以下
血中遊離ノルメタネフリンpg/mL506.0以下
尿中メタネフリンmg/day0.04〜0.19
尿中ノルメタネフリンmg/day0.09〜0.33

Ca・P・骨代謝関連の基準値

項目単位基準値
PTH-インタクトpg/mL10〜65
25-OHビタミンDng/mL30以上
1,25-(OH)2ビタミンDpg/mL成人: 20.0〜60.0
小児: 20.0〜70.0
骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)μg/L男性: 3.7〜20.9
女性(閉経前): 2.9〜14.5
女性(閉経後): 3.8〜22.6
Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(total P1NP)ng/mL男性: 18.1〜74.1
女性(閉経前): 16.8〜70.1
女性(閉経後): 26.4〜98.2
骨型酒石酸抵抗性酸性フォスファターゼ(TRACP-5b)mU/dL男性: 170〜590
女性: 120〜420

各項目の備考と出典

ACTH

・血中コルチゾール低値の状態で,ACTH高値の場合は原発性副腎不全症,正常下限〜低値の場合は続発性副腎不全症を疑う¹⁾.

出典1) 柳瀬敏彦, 他:日本内分泌学会雑誌 2015; 91: 1-78.

コルチゾール(F)

・Cushing症候群を疑っている場合
深夜(21〜24時)就寝中F:5μg/dL以上を日内変動消失の基準とする¹⁾²⁾.7.5μg/dL以上でCushing症候群が示唆されるという文献もあり³⁾,この場合は感度96%,特異度95%であったと報告されている⁴⁾.日内変動の消失は単回のみで判断せず,複数日で評価することが推奨されている²⁾.
・慢性副腎不全を疑っている場合
非ストレス刺激下の早朝F:4μg/dL未満の場合は副腎不全の可能性が高い.4μg/dL以上18μg/dL未満の場合は副腎不全を否定できない.18μg/dL以上の場合は副腎不全は否定的⁵⁾.
・急性副腎不全(副腎クリーゼを含む)を疑っている場合
ストレス刺激下の随時F:副腎クリーゼと診断するための基準値はないが,参考値として3〜5μg/dL未満の場合は副腎不全を強く疑い,20μg/dL以上の場合は否定的とされる⁵⁾.副腎不全を否定的とするカットオフ値を15μg/dLや18μg/dLとする文献もある.

出典1) 日本内分泌学会,厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業「副腎ホルモン産生異常に関する調査研究」班.副腎性顕性クッシング症候群の診断基準.日本内分泌学会雑誌 101巻Suppl.GL2号 Page1-8.
2) 日本内分泌学会,間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン作成委員会.厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」班.間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン 2023年版.日本内分泌学会雑誌 Vol. 99 Suppl. July 2023.
3) Stewart PM: The adrenal cortex. Kronenberg HM, et al. (eds), Williams Textbook of Endocrinology. 11th ed, Saunders Elsevier. Philadelphia, 2008; 468.
4) Vilar L, Freitas Mda C, Faria M, Montenegro R, Casulari LA, Naves L, Bruno OD. Pitfalls in the diagnosis of Cushing's syndrome. Arq Bras Endocrinol Metabol. 2007 Nov;51(8):1207-16. PMID: 18209858.
5) 柳瀬敏彦, 他:日本内分泌学会雑誌 2015; 91: 1-78.

蓄尿遊離コルチゾール(UFC)

・Cushing症候群を疑っている場合
各施設の施設上限値をカットオフ値として用いることが推奨されている¹⁾.

出典1) 日本内分泌学会,厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業「副腎ホルモン産生異常に関する調査研究」班.副腎性顕性クッシング症候群の診断基準.日本内分泌学会雑誌 101巻Suppl.GL2号 Page1-8.

DHEA-S

・年齢,性別により基準値が異なる.
・Cushing症候群を疑っている場合
DHEA-SはACTH依存性に分泌されるため,副腎腺腫によるCushing症候群では低値となる.一方,副腎皮質癌ではACTH低値であってもDHEA-Sが高値となる場合があるため,鑑別に有用である¹⁾.
・副腎不全を疑っている場合
DHEA-Sは原発性副腎不全,中枢性副腎不全の両者で低値となる.ゆえに血中コルチゾール濃度が副腎不全の判定保留域にある場合,DHEA-Sが診断の補助となる²⁾.

出典1) 竹内靖博, 他. 虎ノ門病院内分泌クリニカルプラクティス 改定版. 2024年. クリニコ出版. pp.379.
2) Nieman LK, Raff H, DeSantis A. Diagnosis of adrenal insufficiency in adults. In: Lacroix A, editor. UpToDate. Wolters Kluwer. 2025年10月15日更新(2026年8月6日閲覧).

成長ホルモン(GH)

・GHはパルス状に分泌されるため,単回の随時値は感度未満から30ng/mLを超える範囲で変動し,分泌状態の評価には適さない¹⁾²⁾.
・先端巨大症の評価には随時GH値ではなくIGF-1値と75 g経口ブドウ糖負荷試験でのGH底値が用いられる²⁾.

出典1) 寺本明, 長村義之. 下垂体腫瘍のすべて. 第1版. 2009年. 医学書院. pp.149-150.
2) Melmed S, Bronstein MD, Chanson P, et al. A Consensus Statement on acromegaly therapeutic outcomes. Nat Rev Endocrinol. 2018; 14: 552-61. PMID: 30050156.

IGF-1

・年齢,性別により基準値が異なる.

(総)テストステロン

・性別により基準値が異なる.
・主に男性の性腺機能評価に用いる.

フリーテストステロン

・年齢,性別により基準値が異なる.

エストラジオール(E2)

・性別により基準値が異なる.
・主に女性の性腺機能評価に用いる.

血中アドレナリン

・検査名は血中カテコールアミン3分画である.
・正常上限の3倍以上で褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)スクリーニング陽性¹⁾.

出典1) 日本内分泌学会「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン」作成委員会. 褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン 2025. 日本内分泌学会雑誌Vol. 101 Suppl. June 2025.

血中ノルアドレナリン

・検査名は血中カテコールアミン3分画である.
・正常上限の3倍以上で褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)スクリーニング陽性¹⁾.

出典1) 日本内分泌学会「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン」作成委員会. 褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン 2025. 日本内分泌学会雑誌Vol. 101 Suppl. June 2025.

血中ドーパミン

・検査名は血中カテコールアミン3分画である.
・正常上限の3倍以上で褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)スクリーニング陽性¹⁾.

出典1) 日本内分泌学会「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン」作成委員会. 褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン 2025. 日本内分泌学会雑誌Vol. 101 Suppl. June 2025.

尿中アドレナリン

・検査名は尿中カテコールアミン3分画である.
・酸性蓄尿(所定用量の専用蓄尿添加剤を入れた蓄尿瓶に尿を24時間蓄尿し,よく混和後必要量を提出する.酸性蓄尿されていないものはデータに影響が見られるため,必ず専用蓄尿添加剤を入れる必要がある¹⁾.

出典1) SRL総合検査案内「カテコールアミン3分画〔尿〕」.https://test-directory.srl.info/muqs/(2026年8月7日閲覧).

尿中ノルアドレナリン

・検査名は尿中カテコールアミン3分画である.
・酸性蓄尿(所定用量の専用蓄尿添加剤を入れた蓄尿瓶に尿を24時間蓄尿し,よく混和後必要量を提出する.酸性蓄尿されていないものはデータに影響が見られるため,必ず専用蓄尿添加剤を入れる必要がある¹⁾.

出典1) SRL総合検査案内「カテコールアミン3分画〔尿〕」.https://test-directory.srl.info/muqs/(2026年8月7日閲覧).

尿中ドーパミン

・検査名は尿中カテコールアミン3分画である.
・酸性蓄尿(所定用量の専用蓄尿添加剤を入れた蓄尿瓶に尿を24時間蓄尿し,よく混和後必要量を提出する.酸性蓄尿されていないものはデータに影響が見られるため,必ず専用蓄尿添加剤を入れる必要がある¹⁾.

出典1) SRL総合検査案内「カテコールアミン3分画〔尿〕」.https://test-directory.srl.info/muqs/(2026年8月7日閲覧).

血中遊離メタネフリン

・検査名は血中遊離メタネフリン分画である.
・PPGLの鑑別診断を行う場合に1回に限り算定可¹⁾.
・基準値以上でPPGLの機能診断¹⁾.

出典1) 日本内分泌学会「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン」作成委員会. 褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン 2025. 日本内分泌学会雑誌Vol. 101 Suppl. June 2025.

血中遊離ノルメタネフリン

・検査名は血中遊離メタネフリン分画である.
・PPGLの鑑別診断を行う場合に1回に限り算定可¹⁾.
・基準値以上でPPGLの機能診断¹⁾.

出典1) 日本内分泌学会「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン」作成委員会. 褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン 2025. 日本内分泌学会雑誌Vol. 101 Suppl. June 2025.

尿中メタネフリン

・検査名は尿メタネフリン2分画やメタネフリン・ノルメタネフリン分画である.
・原則は酸性蓄尿で提出すべきだが,スクリーニングに使用する場合は随時尿(理想は早朝第一尿)のCr補正値(mg/g・Cr)でもよい¹⁾.尿中メタネフリンは(mg/L),尿中Crは(mg/dL)で報告されるので,尿中メタネフリン/尿中Cr×100で求められる.
・正常上限の3倍以上で陽性¹⁾.

出典1) 日本内分泌学会「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン」作成委員会. 褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン 2025. 日本内分泌学会雑誌Vol. 101 Suppl. June 2025.

尿中ノルメタネフリン

・検査名は尿メタネフリン2分画やメタネフリン・ノルメタネフリン分画である.
・原則は酸性蓄尿で提出すべきだが,スクリーニングに使用する場合は随時尿(理想は早朝第一尿)のCr補正値(mg/g・Cr)でもよい¹⁾.尿中ノルメタネフリンは(mg/L),尿中Crは(mg/dL)で報告されるので,尿中ノルメタネフリン/尿中Cr×100で求められる.
・正常上限の3倍以上で陽性¹⁾.

出典1) 日本内分泌学会「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン」作成委員会. 褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン 2025. 日本内分泌学会雑誌Vol. 101 Suppl. June 2025.

PTH-インタクト

・保存期CKD患者におけるintact PTHの管理目標¹⁾
根拠がなく設定困難.ただし,保存期CKD患者(CKD G2〜G4)を対象とした前向き観察研究でintact PTH高値群(>65 pg/mL)は末期腎不全および死亡リスクが低値群と比して有意に高かった²⁾.また,保存期から透析導入後まで継続観察した研究では,透析導入時にintact PTH>450pg/mLの患者群では維持透析導入後(9〜12ヶ月後)もPTH高値が持続する可能性が高いと報告されている³⁾.
・血液透析患者におけるintact PTHの管理目標¹⁾
上限:240pg/mL
下限:活性型ビタミンD製剤のみで管理する場合は60pg/mL以上.その他の場合は設定する根拠がないため設定できない.ただし,高齢,女性,低BMI,骨代謝マーカー上昇を認めるなど骨折リスクの高い症例では,管理目標値を低く設定することを提案する.

出典1) 日本透析医学会 慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン(2025 年改訂版)
2) Chartsrisak K, Vipattawat K, Assanatham M, et al. Mineral metabolism and outcomes in chronic kidney disease stage 2-4 patients. BMC Nephrol 2013;14:14. PMID: 23324569.
3) Tabibzadeh N, Karaboyas A, Robinson BM, et al. The risk of medically uncontrolled secondary hyperparathyroidism depends on parathyroid hormone levels at haemodialysis initiation. Nephrol Dial Transplant 2021;36:160-9. PMID: 33068419.

25-OHビタミンD

・ビタミンD欠乏を疑う場合に測定する.
・国内の専門家パネルの基準では20 ng/mL未満をビタミンD欠乏,20ng/mL以上30 ng/mL未満をビタミンD不足と判定する¹⁾.ビタミンD中毒では著明に増加する.

出典1) Okazaki R, Ozono K, Fukumoto S, et al. Assessment criteria for vitamin D deficiency/insufficiency in Japan: proposal by an expert panel supported by the Research Program of Intractable Diseases, Ministry of Health, Labour and Welfare, Japan, the Japanese Society for Bone and Mineral Research and the Japan Endocrine Society. Endocr J. 2017; 64: 1-6. PMID: 28003569.

1,25-(OH)2ビタミンD

・低値の鑑別診断¹⁾²⁾
ビタミンD欠乏症(iPTH高値,25(OH)D低値),ビタミンD依存性くる病(VDDR)・ビタミンD抵抗性くる病(HVDRR)(25(OH)D正常),慢性腎不全,副甲状腺機能低下症,偽性副甲状腺機能低下症(不応症),閉経後・老年骨粗鬆症,腫瘍源性高Ca血症,甲状腺機能亢進症
・高値の鑑別診断¹⁾
副甲状腺機能亢進症,肉芽腫性疾患(サルコイドーシス,リンパ腫など),先端巨大症,妊娠,授乳婦,エストロゲン製剤投与.ビタミンD中毒では25(OH)Dに比し,正常〜軽度高値にとどまることが多い.

出典1) 髙久史麿. 臨床検査データブック 2019-2020. 医学書院. pp.229.
2) 柴垣有吾. より理解を深める!体液電解質異常と輸液. 改訂第4版. 2025年. 中外医学社. pp.410.

骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)

・骨形成マーカーである¹⁾²⁾.

出典1) 柴垣有吾. より理解を深める!体液電解質異常と輸液. 改訂第4版. 2025年. 中外医学社. pp.404.
2) Nishizawa Y, Ohta H, Miura M, et al. Guidelines for the use of bone metabolic markers in the diagnosis and treatment of osteoporosis (2012 edition). J Bone Miner Metab. 2013; 31: 1-15. PMID: 23143508.

Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(total P1NP)

・骨形成マーカーである¹⁾.

出典1) Nishizawa Y, Ohta H, Miura M, et al. Guidelines for the use of bone metabolic markers in the diagnosis and treatment of osteoporosis (2012 edition). J Bone Miner Metab. 2013; 31: 1-15. PMID: 23143508.

骨型酒石酸抵抗性酸性フォスファターゼ(TRACP-5b)

・骨吸収マーカーである¹⁾²⁾.

出典1) 柴垣有吾. より理解を深める!体液電解質異常と輸液. 改訂第4版. 2025年. 中外医学社. pp.404.
2) Nishizawa Y, Ohta H, Miura M, et al. Guidelines for the use of bone metabolic markers in the diagnosis and treatment of osteoporosis (2012 edition). J Bone Miner Metab. 2013; 31: 1-15. PMID: 23143508.